これからクレジットカードを発行する予定で、dカードとビューカードのどちらを選ぶべきか迷っていませんか?
dカードとビューカードはどちらもオススメとなるユーザーが異なるので、用途に合わせて選ぶか、2枚持ちをするのがオススメです。
この記事では、dカードとビューカードのメリットを比較するので、選ぶべきカードで悩んでいる方は参考にしてくださいね。
dカードとビューカードの比較結果 Suicaチャージをするならビューカードがおすすめ
dカードとビューカードの仕様を、以下にまとめました。
dカード | dカード GOLD | 「ビュー・スイカ」カード | ビックカメラSuicaカード | |
国際ブランド | VISA、Mastercard | VISA、Mastercard | VISA、JCB | VISA、JCB |
年会費(税抜) | 1,250円、年1回の利用で翌年無料 | 10,000円 | 477円 | 500円、年1回の利用で翌年無料 |
ポイント還元率 | 1% | 1% | 0.5%、Suicaチャージや特急券等の切符購入時1.5% | 0.5%、Suicaチャージや特急券等の切符購入時1.5% |
その他特徴 | dカードケータイ補償10,000円 | dカードケータイ補償100,000円
ドコモ料金約10%還元 利用金額に応じた還元特典あり 旅行傷害保険:海外1億円、国内5,000万円 |
Suica、定期券機能付き
旅行傷害保険:海外500万円、国内1,000万円 |
Suica機能付き
ビックカメラのポイントカードとして利用可能 旅行傷害保険:海外500万円、国内1,000万円 |
なお今回は、ビューカードの代表として、定期券としても使える「ビュー・スイカ」カードと年会費無料でも使えて維持費が安いビックカメラSuicaカードを比較対象にしています。
見ての通り、年会費の負担は各カードバラバラで、気軽に使えるのは年1回利用で無料になるdカードかビックカメラSuicaカードですね。
dカード2種類はドコモユーザー向け特典が充実、ビューカードは主に対象サービスでのポイントアップが魅力的なカードです。
各カードでチェックしておきたい点を解説していくので、参考にしてください。
ビューカードなら、Suicaチャージで1.5%ポイント還元を受けられる
ビューカードを選ぶメリットは、Suicaチャージをすれば1.5%ものポイント還元を受けられることです。
頻繁に電車に乗るなら、ビューカードでSuicaチャージをするのがお得ですね。
ちなみに、ビューカードならSuica残高をオートチャージすることもできます。
利用金額不足で改札においてゲートを塞がれると後ろに続く他の人たちにも迷惑になってしまいますが、オートチャージを設定していれば心配無用ですね。
ビューカードなら、JR東日本の新幹線の切符購入などでも還元率が1.5%に!
ビューカードでは、Suicaへの残高チャージだけでなく以下のサービスでも1.5%還元を受けられます。
- JR東日本における乗車券、定期券、回数券、特急券の購入
- JR東日本の国内ツアー
- Suica定期券やSuicaカード購入
JR東日本エリアに住んでいて、対象の商品を購入する機会が多い方は、ビューカードでの支払いがお得ですよ。
注意!dカードだとSuicaチャージでポイントは貯まらない
dカードでもApple PayやモバイルSuicaを使うならSuicaのチャージができますが、Suicaチャージはポイント付与の対象外なので、現金が不要なこと以外に利用するメリットがありません。
Suicaチャージ用にクレジットカードを手に入れるなら、やはり選ぶべきはdカードではなくビューカードと言えるでしょう。
通常のポイント還元率ならdカードの方が有利
dカードは利用金額100円につき1ポイントのdポイントが還元される1%還元のカードですが、ビューカードは1.5%還元のサービスを除いて、1,000円につき5ポイントの0.5%還元です。
たくさんポイントを貯めて活用したい方は、dカードを選びましょう。
ポイントの使い道はどちらも充実している
dカードで貯まるdポイントも、ビューカードでたまるJRE POINTも、使い道は豊富です。
dポイントはローソンなどのdポイント加盟店で使ったり、ドコモの料金支払いに使ったり、さらにdカード プリペイドへチャージしてMasterCardやiDの加盟店で支払いに使うこともできます。
JREポイントはJRE POINT加盟店で使ったり、ギフト券などの各種商品と交換したり、さらにSuicaへ1ポイント1円としてチャージすることも可能となっています。
dカードならdカード プリペイドへチャージ、ビューカードならSuicaへチャージすれば貯まったポイントを街中のコンビニやスーパーなどでフル活用できるので、ポイントサービスが魅力的なのは両者共通ですね。
dカード GOLDならドコモユーザー向け特典満載!
dカードを利用する場合、dカード GOLDを選ぶならドコモユーザーにとって魅力的な以下の3つの特典を受けられます。
- ケータイ料金やドコモ光の料金1,000円(税抜)につき100ポイントのdポイント還元、ドコモの支払額が月々9,000円(税抜)以上なら事実上カード年会費は相殺可能
- dカードケータイ補償で、端末故障時に新端末(同一機種)購入費用10万円までを補償してもらえる
- カード決済金額年間100万円以上なら10,800円相当、200万円以上なら21,600円相当の、機種変更クーポン等の特典がもらえる
上記の3つの特典があることを踏まえて考えると、ドコモユーザーはdカード GOLDを持っておくべきと言えるでしょう。
特に月々のドコモ料金が9,000円(税抜)を超えているなら、dカード GOLDを実質無料で持てるのでオススメですよ。
まとめ:選ぶべきカードはどれ?
ここまでの解説をまとめると、条件に合わせた選ぶべきカードは以下のとおりです。
Suicaなど、ビューカードにおける1.5%還元対象サービスを使う機会が多い:ビューカード
ドコモユーザーで、ケータイ補償や約10%のポイント還元などに魅力を感じる、または普段のポイント還元率の高さを重視する:dカード GOLD(必要に応じて通常のdカード)
自分がどちらを選ぶべきか、それぞれの仕様を確認しながら検討してみてください。
dカードとビューカードは、ドコモユーザーで電車・バスに乗る機会が多いなら2枚持ちがオススメ!
dカードとビューカードはどちらも魅力的なカードですが、それぞれ役立つ場面が異なるので、オススメは片方を選ぶのでなく2枚持ちをすることです。
dカード:普段のショッピング
ビューカード:Suicaなどの1.5%還元対象サービス、dカードの年会費
以上の通り、役割を分担させてお得にカード決済をしてみてはどうでしょうか。
ここからは、dカードとビューカードの2枚持ちを勧める理由と、活用方法・申し込み時の注意点を紹介します。
【大きな理由】dカードは、ドコモの利用料金に対してクレジット決済分のポイントがつかない
dカードを持っていれば、例えばdカード GOLDならドコモの月額料金1,000円(税抜)につき100ポイントのdポイントを受け取れますが、実は支払いに使うカードを別にすればカード決済ポイントが別に付くので、ポイントの2重取りができます。
言い換えると、ドコモの料金をdカードで支払う場合はクレジット決済で本来貯められるポイント分が損になります。
もしドコモ料金の支払いをビューカードで行えば、普段のSuicaチャージ等で貯められるポイントに加えて、ドコモ料金0.5%のポイント還元も受けられるためお得ですよ。
ビューカードは、ビックカメラSuicaカードなら年会費無料にできる!
ビューカードにはたくさんの種類がありますが、Suica定期券を使わないなら、オススメはビックカメラSuicaカードです。
ビックカメラSuicaカードにはビックカメラのポイントカード機能が付いていますが、ビックカメラに行かないとしてもオススメするのはビックカメラSuicaカードです。
なぜなら、ビックカメラSuicaカードは年1回利用すれば年会費が無料になるからです。
「ビュー・スイカ」カードなどは年会費無料優遇特典がないので、2枚持ちをする場合余計な年会費がかかってしまうのが難点であるため、年会費の負担を削減したい場合はビックカメラSuicaカードを選ぶのが良いでしょう。
dカード GOLDと、ビックカメラSuicaカードの組み合わせが最強
Suicaチャージやドコモ料金のポイント還元のためビューカードを使う場合、組み合わせて使うべきdカードはdカード GOLDです。
dカード GOLDは、ドコモ料金が月9,000円(税抜)以上かかっているならポイントにより年会費が実質無料になるので、2枚のカードを持っていても年会費の負担がなく、お得ですよ。
dカード GOLDはケータイ補償などの特典も一般向けdカードに比べて圧倒的に充実しているので、年会費が満額かかるとしても選ぶべきはdカード GOLDと考えられるでしょう。
常時1%のポイント還元を受けられるので、dカード GOLDをメインで使用、ドコモ料金やSuicaなどの支払いではビックカメラSuicaカードを使い分けて、お得に還元を受けてみてはどうでしょうか。
2つのカードを同時に申し込むのは避けよう
dカードとビューカードを2枚持ちしたい場合注意したいのは、カードを同時に申し込まないことです。
カード申し込み時には審査が行われますが、同時に他のカードを申し込んでいると審査の際に「複数枚同時に申し込むということは、お金に困っているのではないか?」と余計な疑いをかけられ、場合によっては両方、または片方のカードが審査に落ちてしまう危険性もあります。
片方のカードを手に入れたら半年〜1年くらい経った段階でもう1枚へ入会して、2枚持ちの環境を整えて各カードを活用してみてください。
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