急なトラブルなどで現金が必要になったものの、「口座内に預金額がない」などの問題が発生してしまうこともありますよね。
クレジットカードにキャッシング機能があれば、ATMからすぐにお金を引き出せるので、現金が足りないときにもすぐに対応できますよ。
dカードでは、事前に申し込んでおけばキャッシングをすることも可能です。
この記事では、dカードのキャッシング機能を利用するメリットや注意点、使い方やキャッシングとカードローンの違いなどについて解説します。
dカードでキャッシングをするメリットは?
dカードは、事前に申し込んでいれば、クレジット決済だけでなくキャッシングもできます。
キャッシングとは、現金を借り入れられるサービスのことです。
クレジット決済ができない場所で支払いが必要になっても、キャッシングなら現金を用意できるため、問題なく対応できますよ。
不要なら無理に申し込む必要はありませんが、緊急時にお金を借り入れられる手段が欲しい方は、キャッシングも申し込んでおくと安心です。
なお既にdカードを持っている方は、後から個別に機能を申し込むことも可能です。
まずはdカードでキャッシングをするメリットや、使い方について解説します。
ATMからすぐに借り入れができる!
dカードにキャッシング機能をつけていれば、ATMからすぐにお金を引き出せます。
担保や保証人は必要ないので、気軽に利用できるのは大きなメリットですね。
借り入れた金額の使い道も、とくに制限がなく自由です。
主な借り入れに使えるATMは、以下の通りとなっています。
- セブン銀行
- ゆうちょ銀行(返済や返済可能額照会は不可)
- イオン銀行
- 三井住友銀行(1円単位で返済可能)
- みずほ銀行
- 三菱UFJ銀行(1円単位で返済可能)
- りそな銀行(1円単位で返済可能、埼玉りそな銀行ATMでは借り入れ可能額の照会不可)
コンビニや大手銀行のATMですぐに借り入れができるので、地方に住んでいる人も都市に住んでいる人も安心でしょう。
なお1回ごとに最低1万円、1万円単位での利用となります。
振込でのキャッシングも利用可能!
dカードでは、指定した口座への振込によるキャッシングも利用可能です。
ただし「申し込みの3営業日後」の振り込みとなってしまうので、急いでいる方はATMの利用がおすすめです。
dカードのWEBサイトか、対応する窓口への電話で、振り込みキャッシングを利用できます。
「近所に対象のATMがない」「口座内にお金が必要」といった場合は、振り込みキャッシングの利用も検討してみてください。
海外キャッシングで現地通貨を引き出せる!
dカードのキャッシング機能では、海外でも現地通貨を引き出せます。
海外は治安が悪い国もあり、現金をむやみに持ち歩くのは危険が伴いますよね。
また日本円からの両替の手間がかかるのも、難点です。
必要な時に海外キャッシングで現地通貨を引き出すなら、現地通貨を用意する上でのデメリットを解消できますよ。
VISAとマスターカードで対応するATMが違う
dカードで海外キャッシングを利用する際は、持っているdカードの国際ブランドによって、利用できるATMが変わってきます。
VISAのdカードは、「VISA」か「PLUS」のロゴがあるATMで現地通貨を引き出せます。
Mastercardは、「Mastercard」か「Cirrus」のロゴがあるATMを利用して現地通貨を引き出しましょう。
申込みやキャッシングの手続き方法はかんたん!
dカードでキャッシングを申し込んだり、キャッシングで借り入れをしたりする方法は、とてもカンタンです。
以下の手順で、キャッシングを申し込みましょう。
- dカードの会員ページの「会員ページ」内にある、「設定・お手続き」をクリック
- キャッシング項目の「キャッシングリボ ご利用枠の設定・増枠」をクリック
- 「ご利用枠の設定・増枠お申し込み」ボタンをクリックし、画面の指示に従って必要事項を入力・送信
- 審査に通れば、キャッシングを利用可能になる
申し込み時に入力・選択が必要な項目は、主に以下の10個となります。
- 希望する利用枠
- 毎月の返済額
- 家族構成
- 住居形態
- 居住年数
- 連絡先
- 年収
- 借り入れ状況
- 運転免許証の有無・番号
- 個人事業者かどうか
個人事業主の方は申し込みに年収証明書類(源泉徴収票、確定申告書、青色申告決算書など)が必要となるので、ご注意ください。
キャッシングの申し込みを終え、利用可能になったら、以下の手順で借り入れをしましょう。(ATM利用の場合)
- ATMにdカードを入れる
- ATMのメニュー画面から「お借り入れ」を選択
- 「キャッシング」を選択し、金額や暗証番号を入力
- 現金が引き出される
以上の通り、画面の指示に従って手続きをするだけなので、とくに難しい設定などは必要ありません。
dカードのキャッシングの金利は、dカード GOLDが有利
dカードでキャッシングをすると、借り入れ額に応じて金利が発生します。
金利は、dカードよりもdカード GOLDの方が少ない仕様です。
dカード GOLD | dカード | |
実質年率 | 15.00% | 18.00% |
キャッシングを活用するなら、dカード GOLDを申し込むのがお得ですよ。
なお、dカード GOLDは年会費が10,000円(税抜)と高額です。
しかし、ドコモを月々9,000円(税抜)以上利用しているなら、年会費はdポイント還元で実質0円以下になり、総合的にはやはりdカード GOLDがお得です。
dカードにおける、キャッシング額の返済方法は?
dカードでキャッシングによる借り入れをしたら、自動振替やコンビニATMなどで簡単に返済できます。
ここからは、キャッシング額の返済方法を解説するので、利用する方はしっかり覚えておきましょう。
返済額は毎月10日に自動振替
dカードでの借入額は、毎月10日に自動振替で返済できます。
dカードのクレジット決済額と合わせて引き落とされるので、とくに自分から返済の手続きなどをする必要はありません。
ただし、しっかり口座にお金を預けておくように気をつけてください。
余裕がある時は振込やコンビニATMで臨時返済もできる!
dカードのキャッシングによる借入額は、振込やコンビニATMでの臨時返済にも対応しています。
まとめて借入額を返済し終えたい場合などは、振込やATMを活用しましょう。(一部だけの臨時返済もできます)
振込の場合は、dカードのマイページから臨時の返済設定をして、指定の口座に振り込みをすればOKです。
ATMを利用する場合は、カードをATMに入れて「お預け入れ」ボタンを押し、ATMに金額を入金しましょう。
全額返済したい!一時的に返済額を増額する方法は?
5万円、10万円などを借りていて、全額まとめて返済したい場合は、返済額の変更や前項で解説した臨時返済で対応しましょう。
口座振替で全額一気に返済したい場合は、20日までにdカードのマイページから手続きをすればOKです。
返済したい借入額以上の金額を返済する設定にしましょう。
臨時返済をする場合は、返済する金額をATMや振り込みで入金すればOKです。
返済に遅れるとどうなる?後から支払いはできる?
dカードのキャッシングで返済時にお金を引き通せなかった場合は、引き落としに利用している銀行によって、その後に行うべき対応が異なります。
- みずほ銀行
- 三井住友銀行
- 三菱UFJ銀行
- りそな銀行・埼玉りそな銀行
- 横浜銀行
上記の銀行は月末まで毎営業日に引き落としが行われるので、大至急引き落とし金額を入金しましょう。
ゆうちょ銀行は20日に引き落としがあるので、20日までに必要金額を預金しておきましょう。
他の金融機関は自分で振り込みが必要となるので、支払日の3〜5営業日後に自宅へ届いた通知文に記載されている口座へ振り込んで対応すればOKです。
キャッシングの利用額の返済をしないとカードが使えなくなり、さらに返済時には遅延損害金や回収事務手数料400円(税抜)が追加で請求されることとなります。
引き落とし日の翌月以降に支払いをする場合は、dカード自体が解約になってしまうこともあるので、早めに入金しましょう。
dカードのキャッシングとカードローンを比較!キャッシングのメリットは?
dカードのキャッシングと、カードローン(今回はSMBCモビットを例に挙げます)には、様々な違いがあります。
表にまとめたので、ご覧ください。
キャッシング(dカード) | カードローン(SMBCモビット) | |
年会費(税抜) | dカード:1,250円(年1回の利用で無料)
dカード GOLD:10,000円 |
なし |
ポイント | 1%、キャッシングではポイント付与なし | なし |
海外利用 | 可能 | 不可 |
カード発行 | dカードを利用、振り込みキャッシングも可 | ローンカードまたはカード発行なし(振り込み・アプリ) |
金利 | dカード:18.00%
dカード GOLD:15.00% |
3.0〜18.0% |
利用可能額 | dカード:5〜90万円
dカード GOLD:5〜100万円 |
1万円〜800万円 |
まずdカードのキャッシングではカード自体に年会費がかかりますが、SMBCモビットのカードローンなら年会費がありません。
ポイントサービスは、どちらも借入においては利用できません。
海外利用はdカードのキャッシングならOKですが、カードローンの場合多くが非対応となるのでご注意ください。
借入はdカード・SMBCモビット共に、カードなしでもカード発行ありでも利用可能です。
金利はSMBCモビットだと3.0%からなど、基本的にカードローンの方が有利なので、金利を低く抑えたい場合はカードローンの利用がおすすめです。
ただし上限だけで考えると、dカード GOLDは15.00%となっているので、SMBCモビットの18.0%より低くなります。
そして借り入れができる金額の上限は、カードローンの方が圧倒的に高いので、高額な借り入れをしたい場合はカードローンを利用しましょう。
まとめると、dカード GOLDにおけるキャッシングのメリットは、以下の3点となります。
- 海外でも使える
- クレジットカードをキャッシングにもそのまま使える(2つの機能を1枚にまとめられる)
- dカード GOLDは実質年率15.00%で、カードローンの上限における金利より低い場合あり
特に海外利用を考えている方には、キャッシングがおすすめです。
一方、高額な借り入れをしたい場合や金利の下限を重視する方は、カードローンを利用するのが良いでしょう。
dカード申し込み時にキャッシング枠を0にするメリットは、審査に通りやすくなること
dカード申し込み時は、キャッシング枠をあえて0円にするのもおすすめです。
キャッシングを申し込むと審査項目が増えるため、審査に時間がかかったり、審査に通りづらくなってしまったりするケースがあります。
言い換えると、入会時にキャッシング枠を設定しなければ、カードを手に入れられる確率が上がります。
キャッシング機能は後から申し込むこともできるので、すぐに使う予定がないなら、申し込み時はキャッシング希望額を0円にしておくことをおすすめします。
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