dカードを活用するにあたり気になるのは、電子マネーチャージへの対応可否ですよね。
SuicaやWAONなどへ残高をチャージできれば券売機等でチャージをする手間がかかりませんし、さらにクレジットカード側でチャージ金額分のポイントまで貯められれば二重にお得です。
そこでこの記事では、dカードにおける各種電子マネーチャージやポイント付与の対応可否を調べた結果を紹介します。
dカードを電子マネーチャージ用に活用したい方は、参考にしてくださいね。
dカードはSuicaへチャージしてもポイントが貯められない
dカードはSuicaチャージにも利用できますが、残念ながらポイント付与の対象ではありません。
券売機に並ぶ手間をかけずに残高をチャージできるのはメリットですが、ポイントは貯められないので注意しましょう。
モバイルSuicaへのチャージでも、ポイントはもらえない
スマートフォンなどの対応機器で使えるモバイルSuicaのチャージ用クレジットカードに、dカードを登録することもできます。
しかし残念ながらモバイルSuicaへのチャージにdカードを利用しても、dポイントを貯めることはできません。
ポイントを貯めたい場合はSuicaへのチャージが1.5%還元の対象であるビューカードに入会したり、Orico Card THE POINTやリクルートカードなどSuicaチャージによるポイント還元に対応するカードを手に入れたりしましょう。
ポイントがたまらなくても構わないのであれば、dカードでモバイルSuicaの残高チャージを利用しても大丈夫ですよ。
SMART ICOCAも対象外
JR西日本エリアではICOCAが展開されていて、スマートフォン向けにSMART ICOCAのサービスも開始されていますが、dカードによる残高チャージでのポイント還元は行われていません。
SMART ICOCAへのチャージでポイントを手に入れたい場合も、基本的に別途対応するクレジットカードを用意するのがおすすめです。
PiTaPaやPASMOには非対応
dカードは、後払い式の交通系電子マネーであるPiTaPaの利用や、関東エリアで展開中のPASMOへのチャージには対応していません。
それぞれ三井住友カードやToMeCardなど、対応するクレジットカードを用意して支払い・チャージに利用しましょう。
dカードはnanacoチャージでのポイント還元に非対応
dカードは、nanacoチャージによるポイント還元に非対応です。
またそもそもnanacoへのクレジットチャージは一部のカードでしか行えず、さらにdカードはnanacoチャージの対象カードとして明言されていないため、チャージ自体もできないと考えられます。
nanacoチャージでクレジット決済のポイントを手に入れたい場合は、セブンカード・プラスなどの対象カードへ入会するのがおすすめですよ。
dカードはWAONチャージに使えない
dカードは、WAONへの残高チャージに対応していません。
WAONへチャージできるクレジットカード自体がイオンカードや三井住友カードなど一部のクレジットカードに限られ、ポイントを貯められるクレジットカードはイオンカードセレクトなどさらにごく一部です。
WAONチャージでクレジットカードを活用したい場合は、別途他のクレジットカードへ入会しましょう。
イオンカードセレクトなら年会費無料なので、dカードとの二枚持ちも容易ですね。
dカードで使う電子マネーはiDがおすすめ!
dカードで最も活用しやすい電子マネーは、後払い式の「iD」です。
iDはイオンやイトーヨーカドーなどのスーパーに加えて、コンビニや自販機、レストランなど幅広い場所で使えます。
加盟店がとにかく豊富であるため、近所のお店のレジや入り口などで「iD」のロゴマークを見たことがある方も多いでしょう。
後払い式であるiDはチャージ不要、利用金額は後日クレジットカード側へ請求されるしくみです。
dカードやdカード GOLDには元々iD機能が付帯されているので、カードを電子マネーリーダーにかざせばもれなくiD決済ができます。
iDで支払えば、クレジット支払いの場合と同じく、100円につき1ポイントのdポイントも貯まる(1%還元)ので、還元を受けられてお得なのも見逃せません。
dカードにiD付帯、スマホでのiD決済もOK
iDはdカードに内蔵されている機能に加えて、スマホに機能を追加することもできます。
例えばiPhoneでは、Walletアプリにdカードを登録することで「Apple Pay」のシステムを用いたiD決済ができるようになります。
AndroidではiDアプリにdカードを登録し、iDでの決済が可能です。
財布を忘れてもスマホがあれば支払いができるのも、iDの優れたポイントですね。
iDならポイントも貯められる!
iDでは、通常100円につき1ポイントのdポイントを貯められます(1%還元)。
さらに特典などを利用すれば、還元率を1%以上にアップさせられる場合もあります。
そして貯めたdポイントは、2,000ポイント=iDキャッシュバック2,000円分として交換し、iD決済時の支払額に充当できるのも嬉しいですね。
dカードで電子マネーを活用するなら、やはり最強なのはiDです。
dカードでWebMoneyチャージするなら、MasterCardブランドを選ぼう!
インターネット上のゲームやお店ではWebMoneyによる支払いができることがありますが、dカードでWebMoneyの残高をチャージするならMasterCardブランドを選びましょう。
VISAブランドのdカードは、WebMoneyチャージに対応していないためです。
「世界中で普及しているVISAブランドを選びたい」という方もいるかもしれませんが、MasterCardブランドも国内外に加盟店が多く、VISAと同様使えるお店は多いのでご安心ください。
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