LINE Payカードとdカード プリペイドは、どちらも事前に入金した金額を支払いに使える「プリペイドカード」です。
それぞれ年会費無料で使えて、国際ブランド加盟店ではクレジットカードと同じように支払いができるため便利ですが、気になるのは、どちらがより便利なのかですよね。
結論から言いますと、人によってどちらがおすすめかは変わります。
ドコモユーザーやiD決済を活用したい人にはdカード プリペイドがおすすめ、ドコモを利用していない人や、ポイント還元率の高さを重視する人には、LINE Payカードがおすすめです。
この記事では、LINE Payカードとdカード プリペイドを比較して、それぞれどんな人におすすめかを解説します。
最後まで読めば、自分がどちらを選ぶべきかがわかるので、参考にしてください。
LINE Payカードとdカードプリペイドの比較結果 違いはこんなところ
LINE Payカードとdカード プリペイドは、どちらも年会費無料のプリペイドカードですが、比較してみて大きく異なっていたのは、以下の4点です。
- ポイント還元率
- 国際ブランド
- 対応する支払い方法
- 申し込める年齢
まずは、両者の違いについて解説するので、ご覧ください。
LINE Payカードは、ポイント還元率最大2%
LINE Payカードは、LINEアプリ内の「LINE Pay」の項目からすぐに発行を申し込めるしくみで、店舗やネットショップで支払いに使えば最大2%のポイント還元を受けられます。
LINE Payカードのメリットやデメリットを解説するので、興味を持っている方はチェックしてみてくださいね。
LINE Payカードは、デザインが豊富
LINE Payカードは、ブラックデザインやLINEのキャラクター「ブラウン」の柄など、様々なバリエーションから選んで入会できます。
dカード プリペイドは黄色いデザインのみ(初期ユーザーのみ、dポイントのキャラクター「ポインコ」柄が発行された)なので、デザインの充実度では、LINE Payカードが圧倒的に有利ですね。
還元率は、利用金額に応じて上がっていく
LINE Payカードのポイント還元率は、通常0.5%となり、dカード プリペイドと同じです。
しかし、LINE Payカードには「マイカラー」というポイントアップサービスが用意されていて、使えば使うほどポイント還元率が上がっていき、最大2%還元を受けられます。
以前は、「友だちへの送金」などのかなり複雑な条件を満たさなければ、2%還元を受けられませんでした。
あまりに条件が厳しいため、離れていくユーザーも多かったのが事実です。
ユーザーからの不満の声を受けたのか、2018年11月現在はシステムが改善され、毎月の利用金額に応じて、ポイント還元率が変化するようになっています。
利用金額 | 翌月のポイント還元率 |
~9,999円 | 0.5% |
10,000~49,999円 | 0.8% |
50,000~99,999円 | 1% |
100,000円~ | 2% |
たくさんLINE Payカードを使えばポイント還元率も上がっていくため、食料品や衣料品などの支払いを全てまとめられるなら、還元率が高いLINE Payカードは非常に魅力的な存在となりますよ。
ただし、LINE Payカードのマイカラー制度は何度も仕様変更が行われているので、今後またポイント還元システムが厳しくなる可能性がないとは言えません。
最大のポイント還元率が高いのは魅力的ですが、サービス内容が不安定なのは、LINE Payカードのデメリットに挙げられますね。
QR/バーコード支払いを利用すれば、最大5%還元に
LINE Payカードもサービスに含む「LINE Pay」では、ローソンやサンドラッグなどの対応するお店で使えるQR/バーコード支払いを利用すれば、もれなく3%の還元を追加で受けられます。
「マイカラー」制度による基本ポイント・最大2%に加えて3%が追加されるので、最大5%の還元です。
対象店舗を利用する機会が多い方は、QR/バーコード支払いを利用して、お得にポイントを貯めてみてはどうでしょうか。
国際ブランドはJCB、電子マネー付帯はなし
LINE Payカードは、JCBブランドのプリペイドカードなので、JCB加盟店のコンビニやスーパー、ネットショップなどで使えます。
dカードと違い、電子マネーは付帯されていません。
JCBは、日本の会社が展開している国際ブランドなので、日本国内に加盟店が豊富です。
しかし、海外やインターネットショップ等で利用する場合は、対応していないお店も度々あるので、注意が必要となるでしょう。
LINEポイントは、1ポイントからLINE Payカードへチャージして使える
LINE Payカードの利用で貯めたLINEポイントは、1ポイント単位でLINE Payカードへチャージできます。
ポイントはLINEアプリからLINE Payカードへチャージ可能で、チャージ手続きをすれば、すぐに残高に反映されます。
ポイントを貯めたら、すぐにチャージして次の支払いで使えるのが、LINEポイントの魅力です。
LINE Payカードの申し込みには、年齢制限がない
LINE Payカードは、LINEのユーザーなら誰でも申し込めます。
細かい年齢制限などがないのは、LINE Payカードの魅力の一つと言えるでしょう。
dカード プリペイドは、ポイント還元率0.5%
dカード プリペイドは、利用金額200円につき1ポイントのdポイントが還元される、ポイント還元率0.5%のプリペイドカードです。
ここからは、dカード プリペイドのメリット・デメリットを解説します。
ローソンなら、支払い金額の3%が還元される
dカード プリペイドは、ローソンで利用すると、支払い金額の3%が後日残高にキャッシュバックされます。
クレジットカードであるdカードでは、ローソンで利用した際に3%が割引されて請求されますが、dカード プリペイドは即時残高から利用金額が引き落とされるので、後日キャッシュバックとなっています。
よくローソンを利用しているなら、支払い額を減らせるdカード プリペイドは心強い味方となるでしょう。
dカード プリペイドはMastercardブランドで、iD搭載
dカード プリペイドは、Mastercardブランドのクレジットカードです。
Mastercardは、国内や海外、インターネット上にも加盟店がたくさんあるので、「支払いに使いたいけど、お店が対応していなかった!」と困ってしまう場面は、JCBよりも少ないでしょう。
さらに、dカード プリペイドは、iDによる電子マネー決済にも対応しています。
iDはチャージ不要で、クレジットカードの場合後日カード側に請求が行われる支払い方法ですが、dカード プリペイドはチャージ式で、チャージした金額分を支払いに利用できます。
面倒な暗証番号入力や、サインなどをせずに支払えるので、iDは便利です。
ただし、私が実際に使ってみてわかったことですが、コンビニやスーパーなどでは問題なく利用できるものの、自動販売機だとdカード プリペイドのiDは利用できませんでした。
他にも、iD加盟店・サービスであってもdカード プリペイドのiD機能は支払いに使えない場所がある可能性があるので、ご注意ください。
dカード プリペイドは、dカードなどで貯めたdポイントから残高をチャージできる
dカード プリペイドや、クレジットカードであるdカードなどを利用して貯めたdポイントが500ポイント以上になれば、dカード プリペイドへの残高チャージに使えます。
LINE Payカードと違い、500ポイント以上なければチャージに使えないのは難点ですが、貯めたポイントをまたプリペイドカードでの支払いに使えるのは、なかなか便利です。
特に、クレジットカード決済でdカードやdカード GOLDを使っている人にとっては、買い物・支払いなどで貯めたdポイントの活用先として、dカード プリペイドが大いに役立つでしょう。
私はdカード GOLDをメインの支払い方法として、日々の生活で活用し、貯めたポイントをまとめてdカード プリペイドにチャージして、コンビニ等で支払いに使っています。
ドコモユーザー向けクレジットカードであるdカードとの連携に強いのが、dカード プリペイドの最大の魅力と言えるでしょう。
dカード GOLDで毎月もらえるドコモ料金10%分のポイントは、dカード プリペイドへのチャージで使うのがおすすめ
dカード GOLDを持っている人は、毎月のドコモやドコモ光利用料金1,000円(税抜)につき、100ポイントのdポイント還元を受けられます。
月に500~1,000ポイント以上を一気にもらえますが、使い道に困る場合もあるでしょう。
dカード プリペイドを持っていれば、まとめて手に入れたポイントを即座にチャージして、MastercardやiD加盟店で使えるので、便利です。
dポイントは、ローソンなどの加盟店で使うこともできる
dカード プリペイドの利用でたまったポイントは、もちろんローソンなどの加盟店で直接使うこともできます。
LINEポイントも、Amazonギフト券などに交換できて便利ですが、実店舗ですぐに支払いに使えるのは、dポイントの優位な点です。
中学生・12歳以上が申し込める
dカード プリペイドは、12歳・中学生以上の方が申し込めるプリペイドカードです。
小学生や12歳未満の方は申し込めないので、ご注意ください。
プリペイドカードの注意点
LINE Payカードやdカード プリペイドといったプリペイドカードには、活用していくにあたり、2つの注意点があります。
注意点があるため、プリペイドカードは、あまり「メインカード」として日々の生活でクレジットカード代わりに利用するのには向いていません。
注意点をチェックして、プリペイドカード入手後の利用についてじっくり考えてみましょう。
月額払いなどでは使えない場合あり
プリペイドカードは、月額払いのサービスで利用できないケースが多々あります。
例えば動画や音楽の定額配信サービスや、携帯電話料金、公共料金の支払いなどでは、残高がなければ利用できないプリペイドカードだと残高不足に寄る請求額の引き落としエラーが起こる危険性があるので、利用不可になっていることがあります。
月額払いのサービスをよく利用している方は、クレジットカードを別途用意しておいて、必要に応じてプリペイドカードと使い分けるのがおすすめです。
二重引き落としがかかることも
ネットショッピングで商品を購入した際などは、クレジットカードが使えることを確認するためなどの理由から、一旦少額~満額の料金を請求したあとで取り消しが行われ、再度正しい請求額の請求手続きが行われることがあります。
最終的には本来の請求額のみが請求されるので、クレジットカードなら心配はありませんが、プリペイドカードだと二重に料金を引き落とされるので、残高不足に注意が必要です。
私も以前、LINE Payカードで二重引き落としが発生した結果色々と利用に関する予定が狂ってしまい、困った経験があります。
プリペイドカードで買い物などをする時は、ある程度余裕を持って金額をチャージしておかなければ「二重引き落とし」のせいで買い物ができなくなることもあるので、ご注意ください。
使うならどちらを選ぶべき?
ここからは、前項で解説したLINE Payカードやdカード プリペイドのメリット・デメリットを踏まえつつ、それぞれどんな人におすすめかを解説します。
自分がどちらを選ぶべきか迷っている方は、チェックしてみてくださいね。
ドコモユーザーなら、dカードで貯めたポイントを活用できるdカード プリペイドがおすすめ
dカード プリペイドは、主にドコモユーザーにおすすめです。
特に、還元率1%であり、ドコモやドコモ光の利用料金に対して約10%のポイント還元も受けられる、dカード GOLDと組み合わせて使うのがベストな使い方となるでしょう。
ドコモの対象料金やクレジット決済に応じて貯めたポイントをdカード プリペイドにチャージして、活用してみてはどうでしょうか。
ドコモユーザーでない場合は、iD決済ができるプリペイドカードを使いたい方や、利用金額に応じたポイントアップを煩わしく感じる人などに、dカード プリペイドがおすすめです。
ドコモを利用していない人やポイント還元率を重視する人は、LINE Payカードがおすすめ
LINE Payカードは、ドコモを使っていない人や、ポイント還元率最重視の人におすすめです。
LINE Payカードは利用金額に応じて還元率が変わるので、dカード プリペイドよりもお得に使いたいのであれば、食料品や衣料品などをできる限り多くLINE Payカードで支払う必要があるでしょう。
ただし、プリペイドカードには二重引き落としが起こるケースがあったり、一部利用不可のサービスなどがあったりします。
メインカードとしてLINE Payカードを支払いで徹底活用する場合、使いづらいと感じることもあるので、注意が必要です。
また、過去に何度も仕様変更が行われているため、今後ポイント還元のしくみが変化する可能性があることにも、合わせて気をつけましょう。
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